予防接種    コスタリカ編

 2003年6月に日本で受けてきた「破傷風」「A型肝炎」の予防接種の効果は、2004年9月現在、すでに切れていることを、友人からのメールで知った。


  「海外渡航者のための感染症情報」によると、

◎「破傷風」は、

       初回接種

          ↓ 3〜8週間後

       2回目接種

          ↓ 6〜18ヵ月後

       3回目接種

◎「A型肝炎」は、

       初回接種

          ↓2〜4週間後

       2回目接種

          ↓6ヵ月後

       3回目接種

 確かに、「破傷風」も「A型肝炎」も、日本で受けた2回目接種から1年3ヶ月を経過しているので、3回目接種は少しでも早い方がいいと思った。そこで、中米の中でも比較的進んでいるここコスタリカで、3回目の予防接種をすることにした。

                       

 2004年9月7日(火)。コスタリカの首都・サンホセにある日本大使館に行って、

 「予防接種を受けることができるおすすめの病院」

を聞いた。そこで、すごい新情報を入手した。なんと、

 「薬局で受けることができる」

そうだ。担当の人曰く、

 「私も大使館の前の薬局で、先日、「破傷風」を受けました」

                       

 早速、その薬局に行って尋ねると、「破傷風」はあるのだが、「A型肝炎」は子供用しか在庫がないらしい。

 「今日中に取り寄せるので、待ってもらえるか?」

と聞かれたが、時間がなかったのと、やっぱり正直、薬局のおっさんに注射を打ってもらうのはちょっと不安だったので、お断りして帰ってきた。

(写真下は、日本大使館が入っているビル。)

 2004年9月17日(金)。コスタリカで比較的大きくて有名な病院「クリニカ・ビブリカ病院(Hospital Clinica Biblica)」に行った。いろんな人に聞いたところ、

 「この病院だったら間違いはないだろう」

という意見が多かったからだ。しかも、ここは、サンホセのセントロ(中心街)の近くにあり、アクセスも便利だ。実際に行ってみると、かなり大きな総合病院だった。

(写真下は、「クリニカ・ビブリカ病院(Hospital Clinica Biblica)」。)

 「破傷風(Tetanos)とA型肝炎(Hepatitis A)の予防接種を受けたい」

と受付で言うと、

 「身分証明書を見せてくれ」

と言われたので、パスポートのコピーを提示した。

                       

 価格を聞くと、

  ●「破傷風」は、1,995コロン(500円)
  ●「A型肝炎」は、15,310コロン(3,830円)
  ●そして、注射1本につき、1,000コロン(250円)
   私たちは2本ずつ打ったので、一人2,000コロン(500円)

  従って、一人当たりの料金は、19,305コロン(4,830円)、也。

                      

 「『破傷風』に比べて、『A型肝炎』の価格がめちゃくちゃ高いなあ・・・」

と、最初は思ったが、よく考えてみると、日本でも、

  ●「破傷風」は、3,500円
  ●「A型肝炎」は、8,000円

と、「A型肝炎」の方が高いし、どちらの注射もコスタリカの方がかなり安いことがわかり、

 「ちょっと得した気分」

で注射を受けることにした。

                     

 待つこと、約10分。思ったより早く名前が呼ばれた。

 診察室に入ると、修一は男性の先生と部屋に入り、千賀は女性の先生と別の部屋に入った。まず、「破傷風」。先生は、

 「お尻を出して下さい」

と言った。

 「えっーーーー!!」

 お尻に注射するなんて、何年ぶりだろう。なぜか、ちょっと、緊張した。と同時に、お尻を出している間、少し情けない気持ちになった。どうしてだろう?人にお尻を見られている姿勢は、無防備だからか・・・。

 というよりも、「お尻」の前に、「問診票」の記入や、過去の病歴や今日の体調などの質疑応答は、ないのか・・・。コスタリカで予防接種を受ける時は、その前に、各自、自分の体調を整えておく必要があるようだ。完全に、自己責任である。

 何かしゃべっておかないと不安になるので、お尻を出しながら、

 「どうしてお尻なんですか? 痛いからですか? どっちのお尻のホッペタですか?」

と、間を持たせるためにいろいろ質問したが、先生はほとんど無視して、お尻への注射を終えた。

 注射は、あっという間だった。全く、痛くなかった。

 次に、「A型肝炎」。左腕に、ほぼ垂直に、『ブスッー』と刺して、終了!!

 「ワクチンの証明書」をもらって、診察室を後にした。

(写真下は、「ワクチンの証明書」。)

 待合室に戻ると、すぐに受付に呼ばれた。お勘定は、二人で38,610コロン(9,660円)。この病院では、クレジットカードが使えるので、カードで支払った。

                       

 全所要時間、約30分。思ったより、ずっーーーとスムーズだった。

 ラテンの国の大きな総合病院なので、何時間も待たされると思い、新聞を買って行ったのだが、その必要は全くなかった。ホンジュラスやニカラグアで同じことをすると、おそらく3日はかかるだろう。この件だけでなく、コスタリカは何でも比較的早く対応してくれる。やはり、中米の中では先進国だと思う。

                       

 さあ、これで南米に行く準備も整った。たっぷり、楽しんできま〜すっ!

                        

         「日本大使館(Embajada del Japon)」

              Lado atras de la Contraloria
              Oficentro de la Sabana
              Edificio #7 Piso #3
              Sabana Sur
              
              Tel : (506) 296-1650



          「クリニカ・ビブリカ病院(Hospital Clinica Biblica)」

              Calles Central y Primera, Avenida 14-16

              Tel : (506) 522-1000
              Fax : (506) 255-4947
              www.clinicabiblica.com

             
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